「エルメス」のスカーフ“カレ”【ザ・マスターピース】

スタイルを作る名品・定番辞典 vol.2

伝統と進化が生んだデザイン、さらに目に見えない風格と美学が「名品」の条件。モード史を彩り、私たちの日常を輝かせる名品たちの魅力をお届けする連載。第二回目は、シルクスカーフの代名詞であり、まとうアートともいえる「エルメス」のスカーフ“カレ”について。

鮮やかな色彩、卓越したデザイン、しなやかなシルクの肌触り、そしてメゾンが語る物語。高い美意識と職人技の伝承により、1937年の誕生以来2,500枚以上ものデザインが生み出されたという「エルメス」のスカーフ“カレ”。こだわりぬかれたものづくりの姿勢によって導き出される完璧な佇まいが、真のエレガンスとは何かを教えてくれる。

 图片描述

まず知りたい! 「エルメス」の“カレ”に関する3つのこと

1.「カレ」とはずばり、正方形のこと
「“カレ”ってスカーフのことでしょ?」とあなたが思っても無理のないこと。もともと“カレ”はフランス語で正方形という意味だが、あまりにも「エルメス」のスクエア形スカーフがアイコニックになってしまったために、日本でもカレ=スカーフと思う人が続出。影響力の大きさが伺えるエピソードだ。

2.メゾンの世界観を体現する、5つの定義
今まで誕生してきた2500枚以上もの“カレ”に、共通するものとは? 継承されている5つの定義がこちら。

90×90cmの定番サイズ
良質のシルクツイル
色の光沢
デザインがもつ不思議な力
ストーリーがもたらす驚き
これらの要素が奏でるハーモニーが目を惹き、一目でエルメスの“カレ”とわかる。

3.創造力豊かな、多彩なデザイン
多様な文化をもつ、多様な年代のアーティストやイラストレーター、グラフィックデザイナー、職人が80年以上にわたり、カレをイメージし、夢に描き、デザインしている。

記事の転載元:https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a35144813/the-masterpiece-hermes-carres/